2022年10月中旬、紅葉シーズン真っ盛り、青森県の十和田湖・奥入瀬渓流へ行ってまいりました。
今回は1歳7か月の娘、私、私の母の親子3代旅です。
1歳の娘を連れて、東京から青森までの長距離旅行は色々と不安でしたが、なんとか無事に帰ってくることができました。
思い出に残るとても素敵な旅になりましたので、紅葉のシーズンの十和田湖・奥入瀬渓流に行ってみたいと考えている方、子ども連れで行けるか不安に思っている方の参考になれば嬉しいです。
1日目(10月18日火曜日)の行程
9時8分発 東京駅から新幹線「はやぶさ」に乗って八戸駅へ(12時1分着)
12時20分頃~13時 八戸駅の構内にある「いかめしや烹鱗」で昼食
13時20分発 八戸駅西口から出ているJRのシャトルバス「おいらせ号」に乗車し、十和田湖・休屋へ(15時35分着)
16時頃 ホテル十和田荘にチェックインし、1日目は終了
東京駅から八戸駅はおよそ3時間の長距離移動。1歳の娘が大人しく座っていられるか不安でしたが、移動中はぐっすり眠ってくれました。
移動中、飽きないように、娘の好きなビスケットや絵本を持参しました。
八戸駅に到着し、13時までに昼食を済ませて、13時20分発の「おいらせ27号」に乗車。
「おいらせ号」の出発時間は13時20分でしたが、混雑していたら乗れないかもしれないと思い、13時にはバス停で並んで待っていました。
「おいらせ27号」は10月1日~11月7日までの臨時バスですので、運行日に注意してください。(※2022年10月時点)
このように大きなシャトルバスなので、平日であれば時間までにバス停に並んでいれば、乗れそうでした。
ですが10月の紅葉シーズンは混雑しそうなので、休日は早めに並んでおいた方が良いかもしれません。
「おいらせ27号」に乗り、さらに約2時間15分移動。娘はお昼ご飯を食べて満足したのか、眠っているうちに十和田湖(休屋)に到着。
シャトルバスでは現金で支払う方やICカードの残高が不足してチャージされる方が多数見受けられました。それによってバスの出発が遅れることもありました。
シャトルバスを利用する方は、時間に余裕をもって計画を立てることをおススメします。
1日目は移動で終わってしまいましたが、奥入瀬渓流にある途中駅や終点の十和田湖(休屋)まで行かれる方は、シャトルバスに乗りながら、奥入瀬渓流を楽しむことができます。
【バスからの景色】
2日目(10月19日水曜日)の行程
9時15分 休屋発の十和田湖遊覧船に乗船
10時05分 子ノ口到着、トイレ休憩後奥入瀬渓流入口へ
10時25分 子ノ口~銚子大滝の約30分の道のりを散策
10時56分 銚子大滝駅からシャトルバス「みずうみ3号」に乗車
11時20分 奥入瀬渓流館駅で下車
11時50分 石窯ピザ Ortolana(オルトラーナ)で食事
13時頃 奥入瀬渓流館とその周辺を散策
14時51分 奥入瀬渓流館駅からシャトルバス「おいらせ27号」に乗車
15時35分 十和田湖(休屋)駅に到着、十和田湖周辺を散策
16時頃 「乙女の像」を見物
17時頃 ホテル十和田荘に到着
2日目は奥入瀬渓流を満喫しました。
まず、十和田湖(休屋)は奥入瀬渓流の入り口から離れたところにあるので、遊覧船に乗って、「子ノ口」まで移動します。
遊覧船から見る、十和田湖や紅葉はとても美しかったです。
【遊覧船 子ノ口乗り場】
「子ノ口」に到着し、いよいよ奥入瀬渓流へ!
1歳の娘はヒップシートに乗せて、ヒップシート用の肩ベルトでしっかり固定しながら散策しました。
というのも、奥入瀬渓流の遊歩道は隣がすぐ渓流なので、1歳の娘を歩かせるのは危険だと判断したからです。
このように、道と渓流の差が分かりにくい場所や、ぬかるんでいる場所、倒木もちらほら。
もちろんベビーカーが通れる道ではないので、歩行が不安定な1歳児は抱っこかおんぶが良いと思います。
奥入瀬渓流は子ノ口から焼山まで焼く14kmの道のりです。大人だけであれば、1日かけて散策できますが、1歳児を連れていくのは難しいかと思い、今回は「子ノ口」~「銚子大滝」までの約30分の道のりを散策しました。
30分の散策でも十分紅葉を楽しめましたし、自然の気持ちの良い空気をたっぷり吸うことができました。
昼食は石窯ピザOrtolana(オルトラーナ)でいただきました。
ガイドブックにも載っている有名店ですので、お昼時は待ち時間がありました。私たちは約20分ほど待ちました。
オルトラーナの2階席に通されたのですが、2階は子どもが飽きないように、おもちゃや絵本が置いてありました。
窓際のスペースにはベビーベッドがあり、おむつ替えのスペースも用意されていました。
山の中で、おむつを替えられる場所はなかなか無いので、店内にきれいなおむつ替えスペースがあるのは大変助かりました。(おむつ替え時はカーテンで仕切れます)
お食事もとてもおいしかったので、お子さま連れの方には本当におススメのお店です。
オルトラーナから歩いて行ける距離にある奥入瀬渓流館では「苔ソフト」をいただきました。
奥入瀬渓流の苔をイメージした「苔ソフト」は抹茶パウダーとチョコレートソースがかかったソフトクリーム。
食べるときに、吸い込むように食べると、めっちゃむせるので注意が必要です(笑)
奥入瀬渓流館には売店や奥入瀬の自然についての展示物があり、休憩もできるスペースがありました。
トイレはキレイめな公衆トイレがあり、多目的トイレもあったので、おむつ替えはそちらをお借りしました。
奥入瀬渓流館からシャトルバス「みずうみ3号」に乗り、十和田湖(休屋)まで戻り、十和田湖周辺を散策しました。
乙女の像や夕日が差し掛かった十和田湖はとても美しかったです。
ホテルの近くに合ったリンゴ屋さんで自宅用に「おいらせ」というリンゴを購入し、自宅へ郵送してもらいました。
「おいらせ」という品種のリンゴは食べたことがなかったので、試食させてもらいました。
甘くておいしく、小さい子どもでも食べられるのでおすすめです。
3日目(10月20日金曜日)の行程
9時30分 十和田湖(休屋)駅からシャトルバス「おいらせ20号」に乗車
10時57分 十和田市現代美術館駅に到着
11時頃~ 十和田市現代美術館で作品を鑑賞
12時15分 「司 バラ焼き大衆食堂」にてバラ焼きを堪能
13時頃~ 十和田市現代美術館周辺にある、屋外に展示されている作品を鑑賞
14時45分 定額タクシーにて八戸駅へ向かう
16時15分 八戸駅発の「はやぶさ」に乗り東京駅へ
19時04分 東京駅着
3日目は十和田湖・奥入瀬渓流を離れ、「十和田市現代美術館」に行きました。
芸術に疎い私ですが、作品に触れたり、中をのぞいたりと、ただ鑑賞するだけでなはい作品が多く、とても楽しかったです。
屋外にも作品が展示されていて、中に入ることができます。
特に娘は鈴木 康広さんの作品『はじまりの果実』に興奮しておりました。
昼食は「司 バラ焼き大衆食堂」でいただきました。
「司 バラ焼き大衆食堂」はたまたま見つけたお店でしたが、テレビでも取り上げられるような有名店だったらしく、お店のドアにはテレビ番組のステッカーなどがたくさん貼ってありました。
バラ焼きは1歳の娘にはしょっぱいかな?と思いましたが、ごはんに混ぜて食べさせると、あっという間に平らげてしまいました。
お店を出るときに、店員さんが「バラ色の人生を~」を送り出してくれました(笑)
帰りは、事前に定額タクシーを予約していたので、十和田市現代美術館前から八戸駅までタクシーで移動しました。
シャトルバス「おいらせ号」を利用するか、「十和田観光電鉄」のバスを利用するか迷いましたが、バスは出発時間が遅れることも多いので、定額タクシーを予約して、確実に新幹線に間に合う方法を取りました。
優しい運転でしたので、安心して乗っていられました。
3日間の旅行中、1歳の娘は移動中はほぼ眠っていてくれたので助かりました。
いつもと違う風景や空気に触れて疲れたのもあるかもしれません。
10月の青森県十和田湖・奥入瀬渓流での服装注意点
さすが青森。風が冷たく、空気がひんやりとしていたので上着は必須です。
真冬のコート(ダウンコート)は必要ないかと思いますが、風を通さないようなジャンパーや薄手のコートは必要です。
とくに夜は冷え込むので、上着の下にユニクロのウルトラライトダウンがあるとより安心です。
奥入瀬渓流を散策されるなら、履きなれた歩きやすいスニーカー、リュックサックが望ましいです。
30分~1時間程度の散策であれば、スニーカーでも大丈夫ですが、1日かけて散策するのであれば、しっかりとした準備をしたほうが良いかと思います。
私は、ヒートテック、薄手のニット、ジーンズ、コーデュロイ素材のジャケット、スニーカー、コールマンのリュックで散策しました。
早朝、夕方は寒かったので、ウルトラライトダウンを持ってくればよかったと後悔しました。
1歳の娘は、長袖の肌着、トレーナー、パーカーを着せていきましたが、少し寒そうだったので、風を通さないジャンパーや薄手のダウンがあるとよかったかなと思いました。
ホテル十和田荘
十和田湖湖畔にある、「ホテル十和田荘」にお世話になりました。
お部屋もお風呂もきれいで、旅の疲れも癒されました。
大浴場には子ども用のバスチェア、シャンプーハットがあったので、子どもと一緒に温泉を楽しめます。
お食事は1歳の娘は取り分け皿を貸していただき、私に出された食事の中から食べられそうなものを娘に分けて食べさせました。
朝食はバイキング形式でした。2日目の朝、3日目の朝とメニューが同じだったので、朝食はいつも同じメニューなのかもしれません。
ちなみに部屋風呂はこんな感じです。
ホテルのスタッフのみなさまに娘はとってもかわいがってもらい、朝食では牛乳を温めてくれたりと、とても良くしていただきました。
また十和田湖を訪れる際には、十和田荘に泊まりたいなと思いました。
シャトルバス「おいらせ号」「みずうみ号」について
- 八戸駅から十和田湖までは「ジェイアールバス東北株式会社」が運営しているシャトルバスを利用しました。
私が利用した10月の平日では、バスは1台しか来なかったので、利用者が多くて乗り切らなかったらどうしようと心配になりました。
幸い、平日だったためか乗り切らないことはありませんでしたが、確実に乗るには時間に余裕をもって並ぶのが良いかと思います。
- スーツケースや、大きなリュックサックはバスの下に積んでくれました。
- 八戸駅から十和田湖(休屋)までは約2時間15分もあり、途中の「奥入瀬ろまんパーク駅」で、トイレが休憩ありました。
- 利用者の荷物をバスの下から降ろしたり、利用者のICカードの残高不足・チャージなどで、出発時間が遅れること多々ありました。
定額タクシー
十和田市現代美術館から八戸駅までは「東京太陽㈱青森タクシー営業所」の定額タクシーを利用しました。
JRのシャトルバスか公共交通機関を利用しようかと思いましたが、時間が合わなかったので、定額タクシーを利用しました。
子ども連れだったので、ゆっくりできるタクシーを利用してよかったです。
値段も十和田市現代美術館前から八戸駅まで6,500円、約1時間の道のりでした。
利用するエリアや車種によって値段が違うので、HPでご確認ください。
まとめ
1歳児の娘を連れていくのは不安がありましたが、時間に余裕をもった計画、準備をしておけば、問題なく旅ができるということが分かりました。
娘がもう少し大きくなったら、奥入瀬渓流を1日かけて散策したいです!
ご質問がありましたら、Twitterやお問い合わせからメッセージくださいね!
それでは!
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